離れて2年

ふと思い当った。
同じ演劇部で私が入部したその日の部活帰り、
よかったら一緒に帰りませんか?って
私に話しかけてくれたきょーこ先輩。
後輩の私に、何故か初め敬語だったよねw
てか、普通に喋ってくださいよ、後輩なんですからって言ったら、
あ、そう?分かった、私にも普通に喋ってもいいよー。
え、まじですか?じゃあ、そうするわきょーちゃん先輩。
あはは、ハイハイ。
行き帰りの汽車も同じで、よく一緒に帰ったなぁ・・・
話しやすくて、頼りになって、面白くて、からかい甲斐があって、
ちょっとした事にも本当に親身になってくれて、
演技の中でのボケ役の私に勢い良くツッこんでくれて、
途中目があったらニヤッって笑ってくれてw
あと、絵と字がへたくそなきょーちゃんが大好きだ(ω)
今元気かなぁ・・・仕事がんばってるかな。
ケー番、ちゃんと面倒見てたハズがどこか旅へ出てしまったよ。
会いたいなぁ・・・。
あの時は色々抱えてたもんなぁ・・・きっと今は・・
大丈夫だと思っておこう。
でも、傷はさすがに消えないよね・・
足に腕に、沢山切り傷つくってやがって。
ある日聞いたら、その事を私に打ち明けて。
何でそんなことすんの、ダメじゃん!
もう絶対したらいけんで!って怒ったのに、また傷増えててさ。
私そん時、先輩に何回バカって言ったんだろうw
バカ言うな!って泣きながら言ってきて。
仲いい友達いるだろうに、誰にも相談せずにそんな事してて。
悩みあるなら言えよ、いつでも聞くよ?
って言ったら抱きついてきてありがとうって泣かれた。
覚えてる。忘れる訳ないだろ。
背中優しくたたきながら、ハイハイ、よしよし。
自分を傷つける事が、私には理解できなかった。
だから、ダメじゃんもう絶対すんなって怒るばっかだった。
いくら自分の事が情けなくて、嫌いだったとしても、
傷つけようなんて考えなかった。
でも、今分かったかなw
辛かったね、きょーちゃん。痛かったね。
いつも笑ってばかりなきょーちゃんは、誤魔化すのが下手だ。
顔笑えてないよ、ってツッこんだら、その事に苦笑いで。
辛い事を抱えて毎日笑顔で過ごすのってどれだけ大変なんだろう。
思えば悩み相談されて、相談して、何でも話せる仲だったな。
私は少しでも、先輩の支えになっていられたかな・・・?
全く待ち望んでいなかった、卒業式の日。
廊下で思っくそ泣いてる先輩見て、笑ってしまった←
卒業前は、冗談めかして留年しろ留年しろって言いまくったなw
その度に、どうしようかなー留年したいわー。って笑ってた。
最後の部活では、私のラクガキ帳と化した小説用のノートを奪って、
ペンで何か書いてたね。
家に帰ってから見てよ!って渡されたけど、遠慮なくその場で開いた←
一番最後のページにきょーちゃんらしい字で、
“らむちゃん ありがとう”
・・・え、嬉しい。
私もノート破いて書いて、家で見てね!って言って
渡したけど、同じく紙を開かれたw・・・
あーぁ。先輩と仲良くしたん、きょーちゃんが初めてかもね。
中学の上下関係はアレ厳しすぎたね。
きょーちゃんわ私にとってダイスキな先輩ですおっおっ(ω)
会いたいな、また話がしたいなw
よし、ケー番必死に探そう。捜索願出そう←
私が卒業して・・・
担任からの一言がアレだ、『自己主張をもっと頑張ろう』www
笑えるwwカチンと来たけど本当だよね。
自分こんなんで、変われるかしら。
変わりたいな・・・